調査方法

むずかしい言葉を使わずに、このサイトが何をしているのかを説明します。 株を始めたばかりの方に読んでいただくつもりで書きました。

そもそも何を調べているのか

「同じ1週間のなかで、株の値段は曜日や時刻によってちがうのだろうか」ということだけを 調べています。会社の業績や、これから上がるかどうかの話はしていません。

🗓 1週間を「時間割」に分けます

学校の時間割を思い出してください。月曜から金曜までの5日、 それぞれに1時間目から7時間目までがあります。全部で35コマですね。

株の取引時間も同じように分けられます。9時から15時までを1時間ごとに 区切ると7つ。それが5日ぶんあるので、 1週間は35コマになります。

このサイトがやっているのは、 「35コマのうち、どのコマが安かったか」を数えているだけです。 銘柄ページに出ている色のついた表が、その35コマです。

「安い」「高い」はどうやって決めているのか

ここが少し大事なところです。

「月曜は2,300円でした」と言われても、それが安いのか高いのかは分かりません。 株の値段はそもそも毎週上がったり下がったりしているからです。

🌡 気温と同じ考え方です

「今日は20度でした」だけでは、暖かいのか寒いのか分かりませんね。 その季節の平均と比べてはじめて「今日は暖かい」と言えます。

株も同じで、その週の平均を「ふつう」(0%)として、 各コマがそれより安かったか高かったかを見ています。 だから表に出ている数字は「−0.50%」のような、 その週の平均から何%ずれていたかという形になっています。

なぜ2年ぶんも調べるのか

正直に書きます。最初は失敗しました。

はじめは5分ごとのこまかいデータで調べました。ところが5分ごとのデータは 60日ぶんしか手に入りません。60日を曜日で分けると、 月曜は12回ぶんしか残りません。

🎲 サイコロを12回振っても分からない

サイコロを12回振って6が3回出たとしても、 「このサイコロは6が出やすい」とは言えませんね。たまたまかもしれません。 100回、1000回振ってはじめて、かたよりがあるかどうか分かります。

12回では、曜日のちがいがあっても偶然に埋もれて見えません。 実際そのときは「曜日による差は無い」という間違った結論を出してしまいました。

そこで1時間ごとのデータに変えました。こちらは2年ぶん手に入ります。 すると1コマあたり約100回ぶんのデータが集まります。 サイコロを100回振ったのと同じで、ようやくかたよりが見えるようになりました。

このサイトは「○時台」という単位で表示しているので、 5分ごとのこまかさはもともと必要なかったのです。 細かさより長さを選ぶのが正解でした。

この方法の弱いところ

都合の悪いことも書きます。ここを隠すサイトは信用できないと思うからです。

✊ 35人でジャンケンをすると

クラスの35人でジャンケンをして、いちばん勝った人を選んだとします。 その人はジャンケンが強いのでしょうか。ちがいますね。 35人もいれば、たまたまよく勝つ人が必ず出ます。

35コマから「いちばん安かったコマ」を選ぶのも、これと同じです。 ほんとうは差がなくても、いちばん安いコマは必ず1つ選ばれてしまいます。

そこで、ごまかさずに確かめる方法を足しました。 データを1年目と2年目に半分に分けて、それぞれで別に集計します。 たまたまなら、2回で答えが変わるはずです。 2回とも同じ曜日が出たなら、偶然ではない可能性が高くなります。

銘柄ページに「1年目と2年目のどちらでも、いちばん安い曜日は同じでした」と書いてあれば そちらです。「入れ替わりました」と書いてあれば、その銘柄はあてになりません。 どちらなのかを、銘柄ごとにそのまま書いています。

それと、いちばん安いコマのすぐ隣も、ほとんど同じ安さということがよくあります。 そういうときは「ほとんど差がなかったマス」として一緒に載せています。 1つのコマだけが特別だったわけではないからです。

手数料で消えてしまう話

これがいちばん大事かもしれません。

楽天証券のかぶミニで1株を売買すると、往復で0.44%の差額(スプレッド)を 負担します。たとえば1株 336円 の日産自動車なら、買って売って戻ってくるまでに およそ1円 かかります。

いっぽう、いちばん安いコマといちばん高いコマの差は 0.4%から0.9%くらいしかありません。 つまり手数料を引くと、ほとんど残りません。 銘柄によっては、引いたらマイナスになります。

この事実も銘柄ページにそのまま書いています。 「計算上はわずかに残ります」「この差だけでは利益になりません」のどちらかが出ます。

実際に買って確かめています

統計だけでは、ほんとうにその値段で買えるのかは分かりません。 そこで運営者が自分のお金で1株だけ買って、記録を残しています。 負けた回も必ず載せます。勝った回だけ載せるサイトは信用できないからです。

できないこと

※ 現在 20銘柄を集計しています。 数字はすべて過去データの集計結果であり、将来の値動きを示すものではありません。